設立の経緯

団体設立の
きっかけ

 上越市民から永く親しまれてきた愛の風公園が、松食い虫の被害にあい、松が枯れるとともにマツタケも出なくなり、人が遠のいて行った。しかし、滝寺町民は身近な里山公園として愛し続け、大切に維持管理して来ていた。少子化と老齢化で、愛の風公園の維持管理も難しくなり、滝寺不動尊や毘沙門堂周辺の環境維持も同様であった。
 平成2年頃に町内にミズバショウ群生地が存在することが町民に認知され、保護の機運が高まった。これを機に、平成5年4月1日に愛の風公園・滝寺不動尊や毘沙門堂周辺の維持管理・ミズバショウ群生地の保護を担当する組織として、滝寺まちづくり協議会が結成された。

 活動の経過
平成5年から ・ミズバショウ原生地の保全保護活動 : 当町内にあるミズバショウ原生地の保全と採種・育苗・移植活動、木道整備活動などを行ってきている。
平成5年から ・愛の風公園(里山公園)の維持管理活動 : 草刈り・草取り、落ち葉掃き、冬囲いとその撤去を行ってきた。また、ヤマツツジ・キキョウ・ササユリ等の保護も行ってきており、21年度には里山の大切さについて元上越教育大学教授長谷川康雄氏による講演会を実施した。
平成10年頃から ・ホタル観察会の実施 : 子供会を中心とした毎年実施しているホタル観察会 : 毎年7月第1週の土曜日の夕方に当町内のホタルが発生する場所において子供を対象としてホタル観賞会を開いている。
平成19年から ・絶滅危惧種オオニガナ自生地の保全保護活動 : 元上越教育大学教授長谷川康雄先生のご指導によるオオニガナ自生地の保全・保護活動をしている。
平成21年10月から ・耕作放棄水田のビオトープ化と維持管理活動 : 耕作放棄水田をビオトープ化することにより水生昆虫や水生植物の採集・観察場所とする。ビオトープ化後1年でゲンゴロウ・コオイムシ・ミズカマキリなどの水生昆虫が戻り、絶滅危惧種アギナシや希少種のキクモ、ミズユキノシタが繁茂しているのが確認された。
平成22年5月から ・休耕田を活用した稲作・畑作体験活動の実施及びその成果物による地域住民と子供の交流活動 : 平成22年2月の信州大学教育学部の土井進教授の講演「信大ふるさと農場10年目の成果」をきっかけに、子供会の要望により稲作と畑作を始めた。成果物である枝豆、サツマイモ、米、稲わらなどを用いて、町内の諏訪神社例大祭や納涼会に参加し、町民と子供の交流を図っている。今後、小正月行事にも参加を計画している。
平成22年8月から ・耕作放棄により原野化した畑地を整備し、町民グランドとして活用する取組 : 愛の風公園に隣接した荒れ地を整備することにより、町民グランド(ソフトボール球場)として活用する要望を具現化した。年度内に第1回のソフトボール大会を計画し、近隣の町内に声をかけている。
平成22年10月から ・里山公園に自生するキノコの採集観察とお楽しみ会の実施 : 今年度初めてキノコの採集同定会を実施し、採れたキノコを味わう会を行う。